Facebook の CEO、今後の展望と基金の設立を明らかにサンフランシスコで開催された第1回『TechCrunch40 Conference』(17-18日) では、Web 2.0 関連の新興企業と名の通ったコンピュータ企業とが顔をあわせた。
同カンファレンスのハイライトの1つは、Facebook の創設者兼 CEO (最高経営責任者)、Mark Zuckerberg 氏を囲んだ「炉辺談話」形式の会合だった。初日夕刻に行なわれた同会合で Zuckerberg 氏は、ソーシャル ネットワーキングのプラットフォームは今後も長く生き残るとの見解を示した。 Facebook が今年打ち出した、アプリケーション開発プラットフォーム『Facebook Platform』を開発者に公開するという戦略は大きな成功を収めているが、その一方で Zuckerberg 氏は「正直なところ、自分たちの望むオープンさを実現するには山ほどしなければならないことがある。30年はかかるかもしれない」と話す。 2037年、Facebook はどんな姿になっているかと聴衆が想像をふくらますなか、Zuckerberg 氏はもっと短期的かつ非常に具体的なサービス向上計画についても語り始めた。 それは、Facebook の一部主要投資家の出資で1000万ドル規模の基金『fbFund』を創設したというものだ。Zuckerberg 氏によると、同基金では、Eメールアドレス platform@facebook.com を通じて開発者からの Facebook 向けアプリケーションやビジネスプランを受け付けているという。それが基金の委員会に認められれば、2万5000ドルないし25万ドルの資金を受けられる。 Zuckerberg 氏は、同基金から支援を受ける唯一の条件は、もしも次に資金調達を行なう場合、同基金に最初の選択権を与えることだという。 同カンファレンスを主催する Blog サイト『TechCrunch』の編集者で、この日 Zuckerberg 氏の聞き手を務めていた Michael Arrington 氏が、Facebook は強固な Eメール機能を提供していないと批判すると、Zuckerberg 氏はそれに対し、Facebook では常にサービスの向上を図っているが、現行のシステムには明らかな利点もあると答えた。 「通常の Eメールらしさを廃することで、多くのスパムを防いでいる。それに、メッセージを送ってくるのは個人であって、Eメールのリストを使って自動送信されることもない。規模の拡大に伴い、このシステムをどう発展させるべきか考えていることは確かだ」と Zuckerberg 氏は述べた。 急成長している Facebook は、Google や Microsoft などの大手企業になぞらえられることも多いが、Zuckerberg 氏は、同社はつい最近従業員数が300人を超えたばかりのまだ小さな企業だと語った。 関連記事 最新トップニュース
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