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2003年のEC市場、5年前の予測を大きく上回る――ECOM など調査
経済産業省、電子商取引推進協議会(ECOM)、株式会社 NTT データ経営研究所は2004年6月11日、「平成15年度電子商取引に関する実態・市場規模調査」の結果を発表した。
この調査は日本における2003年の BtoB EC および BtoC EC を対象として、2004年2月から5月にかけてアンケートやインタビューを実施し、経済産業省の政府統計も活用しつつ、2003年の市場規模の推計を行ったもの。 調査結果によると、2003年の BtoB EC の市場規模は、77兆4,300億円に達し、前年の46.3兆円から67.2%の大幅増加となった。また今回から推計を行っている「広義のEC」の市場規模は、確認されただけで157兆1,000億円に上っており、これまでの定義である、「インターネット技術を利用した」ECにほぼ匹敵する規模で、従来型 EDI が利用されていることが分かったという。 一方2003年の BtoC EC 市場規模は、4兆4,300億円となり、前年の2兆6,850億円に対して、65.0%と依然大きな伸びを示している。 第1回調査時点の1998年と比べると、5年間で BtoB EC は8.6兆円から9倍に、BtoC EC は650億円から69倍に拡大しており、1998年当時の2003年予測値である、BtoB EC の68兆円、BtoC EC の3兆円を大きく上回った。 2003年の BtoB EC 拡大に最も寄与した品目は、メーカーから販社へのEC販売や、部品メーカーにおけるEC調達等が捕捉された「自動車」(10.8兆円増)、中小サプライヤーを含む裾野がインターネット EDI によって拡大した「電子・情報関連機器」(4.5兆円増)。 高い伸び率となったセグメントは、「食品」、「鉄・非鉄金属・原材料」、「建設」、「保険サービス」など。 一方 BtoC EC において2003年の伸張に寄与したセグメントは、「各種サービス」(4,800億円増)、「不動産」(3,000億円増)、「旅行」(2,100億円増)、「エンタテイメント」(1,500億円増)、「趣味・雑貨・家具」(1,400億円増)など。 従来からECに取り組んできたメジャープレイヤーだけでなく、一芸に秀でた中小ショップが広がりを見せている実態も明らかになった。 なお2003年の モバイル BtoC EC 市場規模は7,761億円となった。「書籍・音楽」、「趣味・雑貨・家具」等の物販が大きく伸びを見せたことに加え、今年新たに捕捉された公営競技等のモバイル端末を使ったネット投票を含めると、前年に比べて約2.4倍に拡大した。 関連記事 最新トップニュース
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