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記録的な伸びを示した2008年第2四半期の世界半導体出荷数通常なら第2四半期は半導体の売上が伸び悩む時期で、そこに米国の景気後退が追い打ちをかけているにもかかわらず、IDC が15日に発表したデータによると、2008年第2四半期の半導体出荷数は過去最高水準に達したという。
同四半期における半導体の出荷数は、世界全体で前四半期から3.1%増加し、前年同期を16.1%も上回った。第2四半期は通常、1年のうちで最も売上の伸びない時期と考えられているため、3.1%と16.1%という売上の伸びは、いずれも注目に値する数字であり、第1四半期と比較して出荷が伸びたというのは、まさに快挙だ。また、米国経済が大きく失速している中で前年同期比2桁の伸びを記録したのも特筆に値する。 IDC の半導体担当アナリスト Shane Rau 氏はこの好調を支えた原動力として、業界首位の座に安閑としていない Intel の積極姿勢を挙げている。同氏は取材に対して、「Intel は第2四半期に出荷数で過去最高を記録した」と語った。同氏は次のように説明している。「Intel の出荷数は意外にも増加した。同社は、新しいプラットフォームの普及を積極的に推し進めようとしており、新しい製品を新しい価格体系で市場投入することで、自社の勢いを継続させたいと考えている」 しかし、これだけの出荷数を達成できたということはつまり、その裏に大幅な値下げがあったことを意味する。x86 プロセッサによる売上は、前四半期から4.5%減少して第四半期は77億ドルになったという。これは、Gartner の見方とも一致する。同社によると、販売数を維持するために各ベンダーは、販売価格を大幅に下げて受注を確保しているという。 そのほか、第2四半期の調査結果で注目したいのは、AMD がデスクトップ用マルチコア プロセッサ『Phenom』や4コアプロセッサ『Quad-Core Opteron』の新モデルを多数リリースしたにもかかわらず、大きな痛手をなんとか食い止めるにとどまり、市場シェアがさらに縮小したということだ。出荷総数で見ると、Intel は市場シェアを2008年第1四半期からさらに0.9%伸ばして79.7%に達したのに対して、AMD は逆にシェアを1.2%失い、19.7%に後退した。 関連記事 最新トップニュース
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