『Windows』マシンで『Solaris』用アプリケーションの実行が可能にクロスプラットフォーム仮想化ソリューションを手がける Transitive は14日、同社の仮想化ソフトウェア『QuickTransit』が Microsoft の仮想化技術『Hyper-V』のハイパーバイザにも対応したと発表した。これにより、仮想化のために Hyper-V の導入を計画している企業は、ソースコードの修正や再コンパイルといった作業を行なわなくても、『SPARC』ベースの『Solaris』用アプリケーションを x86 ベースの『Windows』サーバーで実行できるようになった。
QuickTransit は64ビットのディストリビューションをサポートしており、『Solaris x86』上で実行できる。いったん QuickTransit をインストールすれば、企業は SPARC ベースのアプリケーションを x86 サーバーにインストール、あるいはコピーできるようになる。アプリケーションは再コンパイルしなくても、SPARC サーバー上で実行するのと同じように、より安価な x86 サーバー上で実行できる。 Transitive のマーケティング担当バイスプレジデントを務める Ian Robinson 氏によると、QuickTransit は Linux にも対応しており、Red Hat の『Red Had Enterprise Linux (RHEL) 4』および『RHEL 5』、あるいは Novell の『SUSE Linux 9』および『SUSE Linux 10』上でも動作するという。サーバーの整理統合を考えている企業は、上記の Linux 上で動作している Hyper-V や VMware の仮想化ソリューション、あるいはオープンソースの仮想化技術『Xen』のハイパーバイザに QuickTransit をインストールすることができる。 Robinson 氏は次のように語っている。「Hyper-V の利点は、Windows マシンで1つのオプションとして利用できるということだ。そのおかげで、アプリケーションの移行が簡単にできるだけでなく、低コストの災害復旧性と高い可用性も実現できる。さらに、Solaris 用のアプリケーションを比較的安価な Windows マシン上に統合することが可能だ」 QuickTransit には、基幹製品となるデータ統合ソリューション『QuickTransit Server』、すでにサポートが終了した OS を搭載した古いレガシー ハードウェアのアプリケーションをリホストする『QuickTransit Legacy』、デスクトップおよびノートパソコン用の『QuickTransit Workstation』の3種類がある。 QuickTransit Server は、『Solaris 8』以降の OS で稼働している SPARC サーバー用のアプリケーションを動かすことができる。Solaris 8 は現在も Sun Microsystems がサポートしているからだ。それよりも古い『Solaris 2.5.1』や『Solaris 2.6』用のアプリケーションを動作させるには QuickTransit Legacy が必要だ。 関連記事 最新トップニュース
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