多くの組織にとっては、Extensible Markup Language (XML) がデータ交換のための共通言語だ。しかし、どうやら Google から見ると、XML だけでは速度の面で物足りないものがあるらしい。そこで同社は、独自のデータフォーマット『Protocol Buffers』を開発した。
Google では、2001年からこうした取り組みを進めてきた。Google は、Protocol Buffers をオープンソースのプロジェクトとして7日から公開しており、他の企業も同プロジェクトを利用し、これに協力してもらいたいと考えている。Protocol Buffers が、より高速のデータ交換フォーマットとして、最終的に XML に取って代わる場合があり得るかもしれない。
Google の開発者 Kenton Varda 氏は次のように述べている。「われわれ自身も、今後のプロジェクトにおいて Protocol Buffers を利用する場合が必ずある。当社にとってどうでもいいようなソフトウェアではないのだ」
Protocol Buffers に関する Google の資料によると、同フォーマットには XML に比べて多くの利点があるという。中でも目を引くのは、Protocol Buffers が XML よりも20〜100倍の速さで構造化されたデータをシリアライズでき、変換後のデータサイズも XML の場合に比べて3分の1ないし10分の1に納まるという点だ。
Google の資料には、次のように書かれている。「一度データの構造化方法を定義しておけば、生成された特別なソースコードを利用することで、さまざまな言語を用いてデータストリームとの間で構造化されたデータの書き込みや読み出しが容易に行なえる」