Plaxo、連絡先管理プラットフォーム利用 API を公開オンライン連絡先管理サービスの Plaxo は1日、同社の連絡先管理プラットフォームを解放するプログラム『Open Platform Program』の開始を発表し、同プラットフォームにアクセスするための Web サービス API を公開した。これにより、あらゆるレベルの開発者が Plaxo のインフラを通じて、連絡先情報を Web サイトやアプリケーションから利用できる。
API の提供は、Plaxo のオンライン連絡先情報同期モデルの利用拡大を狙ったものだ。Plaxo は、同社プラットフォームに『Microsoft Outlook』や『Mozilla Thunderbird』といったメールクライアントからアクセスするためのツールバーを提供している。 また America Online (AOL) は Plaxo と契約を結び、インスタントメッセージ (IM) サービスの最新版『AIM Triton』の連絡先リスト機能『AIM Address Book』で、Plaxo の連絡先管理プラットフォームを利用している。 Web サービス API を公開するという動きは、eBay や Google など多くの大手企業が、自社プラットフォームの利用拡大を狙って実施してきた手法だ。こうした API は、開発者向けツールやアプリケーション構築ツールとして、ここ1年ほど効果が上がっている。Plaxo もこの流れに乗り、成果を得ようという考えだ。 Plaxo が公開している API は、『Address Book Access Widget』と『Plaxo Synchronization API』の2種類だ。どちらも無償で利用できるが、Plaxo Synchronization API は非営利目的の場合のみという制限が付く。ただし同社は、Plaxo Synchronization API の商業利用について、相談に応じるという。 Address Book Access Widget は、JavaScript によって連絡先情報の読み出し機能を Web サイトに実装できるインターフェースで、連絡先情報の編集や変更はできない。そのため厳密には Web サービス API と言い難いが、読み出し専用の単方向 API と見なすこともできる。 Plaxo のエンジニアリングおよび運用担当副社長 Rikk Carey 氏は、Address Book Access Widget について、入門レベルの技術と説明している。 実際、Address Book Access Widget を Web サイトに実装する作業は、JavaScript および HTML コードをいくつか書き足すわずかな手順で完了するため、幅広いユーザーにとって、極めて簡単に利用できる機能といえる。 一方 Plaxo Synchronization API は双方向性を備えた本格的な Web サービス API で、『REST』(REpresentational State Transfer) によりアクセスできる。REST とは、簡単に説明すると URI に必要な情報を全て記述して Web サービスを利用する方法だ。 関連記事 最新トップニュース
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