MontaVista、組み込み用 Linux OS 新版をリリースMontaVista Software は6日、組み込み用 Linux OS の最新版『MontaVista Linux Professional Edition Pro 4.0』をリリースしたと発表した。Linux カーネル 2.6 をベースにしていること、およびハード リアルタイム機能を備えていることが特徴だ。
MontaVista は新版のリリースによって、組み込み用 OS 市場で他社、中でもとりわけ Wind River および Microsoft からシェアを奪いたいと狙っている。MontaVista は、この新版について、プロプライエタリな組み込み用 OS に代わる「真の」代替ソリューションだと謳う。 Linux におけるリアルタイム機能は、MontaVista が特に力を注いでいるものだ。同社は先月初め、Linux カーネルに対するネイティブなハード リアルタイムの開発について発表し、プロプライエタリな商用リアルタイム OS の特性とされる割り込み応答性を Linux で達成するという目標に近づいたと述べていた。 MontaVista Linux Professional Edition Pro 製品ライン責任者の Mike Matthews 氏によると、3種類のリアルタイム モードに対応できるよう、同社は実際に3つの異なるカーネル構成でバージョン4.0を構築したという。 対応する3種類のリアルタイム モードとは、(1) 完全プリエンプティブル カーネルにおける完全なリアルタイム環境、(2) リアルタイム応答性と生産/アプリケーションのスループットのバランスを取るモード、そして (3) 完全なリアルタイム割り込み応答性だ。MontaVista は、2番目のモードをデスクトップ リアルタイム性と呼んでいる。 「ここで重要なのは、わが社がハード リアルタイムの定義を1つに限定していないことだ。ハード リアルタイムの定義はプロジェクトや市場の要件によって変わる、というのがわれわれの考えだ」と Matthews 氏は述べた。 Matthews 氏によると、携帯電話市場には、通常の電話通信市場やデータ通信市場と異なる要件があるという。 MontaVista は、今年2月に『Mobilinux Open Framework』を発表するなど、特に携帯電話市場を狙っている。Mobilinux は、Motorola や日本電気 (NEC)、および松下電器産業 (Panasonic) 製の携帯電話機の多くがベースに採用している。Mobilinux の新版は、MontaVista Pro 4.0 をベースとして年内にリリースされる予定だ。 関連記事 最新トップニュース
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