北大など、直感的に画像検索できる実証実験サイト公開北海道大学など6団体で構成される「View サーチ北海道コンソーシアム」は31日、文字に頼らない次世代画像検索技術を応用した実証実験サイトを公開する。
「View サーチ北海道」は、北海道の美しい風景を世界に発信するサイト。写真家27名の約2万点におよぶ風景写真を、散歩を楽しむような感覚で検索、表示する。 通称の画像検索は、キーワード入力と検索結果画像のリスト表示を何度も繰返すなかで求める結果にたどりつくのが一般的だが、新サイトでは、大量の画像を似た画像が近くに集まるように 3D 空間に配置したり、二次元マップに素早く展開する分類・表示方法によって、ユーザーが直感的・対話的に好みの写真を発見することが可能だ。 写真は長辺640ピクセルのサイズまで拡大表示でき、気に入ったものはブックマーク可能。また、各々の写真の撮影エリアや撮影季節、周辺の観光情報、現地への交通アクセスや旅行情報など関連する情報を提供して、新サイトに訪問したユーザーを、リアルな北海道の旅へと誘うという。 新サイトは、次世代画像検索技術「ビジュアル・コンテクスト・サーチ」を応用している。北大大学院情報科学研究科の長谷山美紀教授が開発した、画像の類似性や相違性を自動認識して高度に分類する「クラスタリング技術」、そしてその結果を、ユーザーとの対話的なやりとりの中でわかりやすくビジュアル化する「ユーザーインターフェイス技術」を組み合わることで、新サイトでは“あいまいで直感的なナビゲーション”が実現したという。 「View サーチ北海道」は、経済産業省が主導で、産学官連携により開発を進める「情報大航海プロジェクト」のひとつ。大量の情報の中からユーザーが求める情報を的確に検索・解析する共通技術の開発を目的としたものだ。 他の観光関連サイトを支援し、北海道のブランディングに貢献するサイトとして発展させることが目的だ。また、言語に依存しないという技術的な特性を活かし、国外への展開も視野に入れているという。 プロジェクト参加企業は、ソフトフロント、データクラフト、北海道大学、北海道旅客鉄道、北海道新聞社、インテリジェント・リンク。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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