salesforce.com 好決算、中小企業に限らない顧客の幅広さが奏功オンデマンド顧客関係管理 (CRM) ソリューション大手の salesforce.com (NYSE:CRM) は16日、アナリスト予想を大幅に上回る第2会計四半期 (5-7月期) の決算を発表した。
salesforce.com が好決算を生み出したのは、顧客層多様化の表われだ。 まず業績内容から見ていくと、5-7月期の売上は、前年同期比64%増の1億1800万ドルとなった。また利益は、非 GAAP ベースで1株あたり6セントとなり、アナリスト予測を2セント上回った。 ただし GAAP ベースで見ると、14万5000ドルとほんのわずかだが純損失 (1株あたりでは損益なし) を計上している。しかし現金保有高の金額や債務額の少なさから、アナリストらは同社のバランスシートを高く評価した。 salesforce.com はこのほか、有料サービス契約数が5-7月期の間に5万7000件増加し、合計で50万件の大台 (50万1000件) に乗せたことも明らかにした。この同四半期間の増加数は、アナリスト予測の4万7000件を大きく上回る数字だ。 さらに同社は、売上の中身についてもアナリストたちに強い印象を与えた。 そのもっとも大きな理由は、同社が大企業の顧客数を大幅に増やしたことだ。 一般に「サービスとしてのソフトウェア」(SaaS) というソリューション配備モデルは、中小企業 (SMB) に対してより大きな訴求力を持つと考えられている。しかし salesforce.com は、同社のソリューションが大手企業を惹き付けるに足る強力な製品だということを示した。 同社 CEO の Marc Benioff 氏は、大中小それぞれの規模の企業から、等しく利益を上げていると語った。 salesforce.com が契約を獲得した大手企業顧客として、同氏はフィンランドの携帯電話メーカー Nokia (NYSE:NOK)、大手投資銀行 Bear Stearns (NYSE:BSC)、大手銀行 Wells Fargo (NYSE:WFC) などの名前を挙げた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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