ドッグイヤーすら追い越し、マウスイヤーと呼ばれる現代で、Web テクノロジーは日々進化を続け、毎日のように新しいサービスが生まれています。我々 Web マーケッターも時代においていかれないように、アンテナを張り巡らせて情報収集に努めているわけですが、その中でも「SMO(Social Media Optimization)」といったものへの評価が高まりつつあります。
「SMO」とは、Blog や、SNS、ソーシャルブックマークなど、ユーザー手動で発信される情報メディア、いわゆる「CGM(Consumer Generated Media)」を利用し SEM 効果の最大化を図る施策のことです。簡単に言うと、「企業が発信する情報に共感・賛同してもらい、ユーザーに情報の2次・3次発信をしてもらいやすくしましょうよ」というものです。
期待できる SEM 効果としては、次のようなものが考えられます。
・Web 上のトレンドを作る起因効果
・企業・商品・サービスなどに対するブランディング効果
・露出口・流入口増加によるサイトのインプレッション数・訪問数の増大効果
・バックリンクによる SEO 効果
・ユーザーコミュニケーションによるシナジー効果
要するに、ここ数年よく言われる消費者行動「AISAS」の「Share(情報共有)」が、新たな「Attention(注意)」・「Interest(興味)」といった消費者行動を生んでいます。これが今の Web トレンドだということを述べたかったのです。
しかし、この「Web2.0」の象徴でもある消費者行動の「Share(情報共有)」が、Web 上の「情報ハウリング」という問題を生んでいるのです。「情報ハウリング」とは、同じ内容の情報がいくつも Web 上に存在しているという状況を指します。(1次配信の情報に対して、引用した情報や、まったくそのままのコピペ情報など)
わかりやすく検索エンジンを使って、情報検索をする時のことを考えてみてください。
友人が「沢尻エリカの問題発言」について Blog を書いたので見てみてくれと言ったとします。もちろん Blog はブックマークしていませんし、URL も知りません。検索エンジンを使用して、友人の Blog の「沢尻エリカの問題発言」に言及した記事を探すことができるでしょうか。