ウイルス対策ソフトウェア市場、拡大の一途ウイルス対策ソフトウェア市場が好調だ。しかも拡大の一途をたどっている。
調査会社 Gartner の発表によれば、同市場の総売上は2005年、前年比14%増の40億ドルに達した。その約86%を上位3社が占めているが、その状況に変化の兆しが見えるという。 2005年の売上シェア1位は、53.6%の Symantec で、売上金額が2004年比12.3%増になっている。2位 (18.8%) は McAfee で、売上金額が前年比13.1%増だった。3位 (13.8%) の Trend Micro は、売上金額が前年比9.1%増となっている。 売上シェアこそ上位3社と大差 (3.2%) があるが、売上の伸び率が最も大きかったのは4位の Panda Software だ。同社の売上は、2004年に比べ23.8%も伸びた。 しかし、同市場における真の巨象は、Microsoft かもしれない。 同社は今年、『Windows Live OneCare』や『Microsoft Antigen』をはじめさまざまなセキュリティ関連サービス/製品を武器に、ウイルス対策市場への本格参入を開始している。 「Microsoft のウイルス対策市場参入は、すでに当たり前の存在になっている消費者向けデスクトップ セキュリティ製品市場の様相に、長期的かつ大きな影響を与えると思う」と、Gartner の主幹調査アナリスト Nicole S. Latimer-Livingston 氏は言う。そして、次のようにも述べた。 「(だが) 短期的には、市場シェアが即座に大きく変わるとは思わない」 Gartner によれば、ウイルス対策ソフトウェア市場は2005年時点、消費者向けが48.5%、企業向けが51.5%と、ほぼ同程度の規模になっているという。Latimer-Livingston 氏は、消費者向け分野において、Microsoft の参入により価格競争が激化し、全体的な売上が低下する可能性があるとの見方を示した。 企業向け分野では、Microsoft のデスクトップ セキュリティ製品が、2008年末までに市場シェアを、従業員1000人以上の企業で15%、1000人未満の企業で40%に伸ばす、というのが Gartner の予想だという。 「Microsoft は (同分野における) 最良メーカーにならないかもしれないが、それは多くの企業にとって大した問題にはならないだろう」と Latimer-Livingston 氏は述べている。 関連記事 最新トップニュース
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