| Webビジネス | 2006年6月19日 09:00 |
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あの Gates 氏の後継者 Ray Ozzie 氏、その人物像に迫る 著者: Andy Patrizio オリジナル版を読む ▼2006年6月19日 09:00 付の記事 ■海外internet.com発の記事 あの Bill Gates 氏が Microsoft (NASDAQ:MSFT) の経営第一線から退くという発表で、シリコンバレーには衝撃が走った。同氏が事実上完全に身を引くのはまだ2年も先の2008年だが、それでもこのニュースに競合他社は小躍りしたのではないだろうか。 Gates 氏を継いで最高ソフトウェアアーキテクトの役職に就いたのは、Ray Ozzie 氏だ。Ozzie 氏は、Gates 氏ほどの知名度はないにしても、Gates 氏の並外れた成功を引き継ぐに足る、十分な技術的洞察力を備えた人物だ。Ozzie 氏は、Microsoft 入社からわずか1年ほどでソフトウェア開発のトップに就任した。同氏は以前 Microsoft が買収した Groove Networks を率いていたが、それ以前の技術キャリアも輝かしい。 Ozzie 氏は1982年 Lotus Development に入社し、そこで『Lotus Symphony』と『Lotus Notes』の開発に携わった。この Lotus Notes は非常に意義深い製品で、業界初の主要コラボレーションソフトウェア パッケージの1つだった。1995年には、IBM が Lotus を買収している。Lotus Notes のユーザーは、世界中で1億2500万人を数えるという。 Ozzie 氏をよく知る人物の1人に、Mitchell Kapor 氏がいる。同氏は Lotus の創設者で、現在は Open Source Applications Foundation (OSAF) の運営に携わっている。Kapor 氏の口からは、Ozzie 氏について賞賛の言葉しか出てこない。同氏は取材に応えて、「Microsoft で技術面の改革を指揮できる人物がいるとすれば、それは Ozzie 氏だ」と語った。 Microsoft は今、改革を必要としている。Kapor 氏によると、さまざまな大手企業や新興企業と話をしても、Microsoft の動向に関する話題が出てこないという。話題に上るのは、Google (NASDAQ:GOOG) の動向で、これは Microsoft にとってまずい傾向だと Kapor 氏は述べた。 Ozzie 氏が技術面で Gates 氏に匹敵する人物でも、Gates 氏ほどのカリスマ性はない。Microsoft の動向を追っている独立系調査会社 Directions on Microsoft の技術アナリスト Greg DeMichillie 氏は、次のように語る。「Gates 氏の肩書きで最も重要だったものは、最高ソフトウェアアーキテクトではなく、同氏が『Bill Gates』という人物だという点に他ならない。そしてこれは誰にも移譲できない」 誰が Microsoft のソフトウェア開発を主導すべきかという観点からは Ozzie 氏が適任としても、同氏は必ずしも Gates 氏が持つ精神的権威を備える訳ではないだろう、と DeMichillie 氏は話す。Microsoft には、Ozzie 氏がどの程度その役割をこなせるか見極めるため、Gates 氏引退までに2年という引き継ぎ期間が必要なのだろう、との見方を DeMichillie 氏は示した。 しかし、IT コンサルティング会社 Summit Strategies 副社長の Dwight Davis 氏は、Ozzie 氏が Microsoft で強固な地位を築くことについて、すでに自ら証明済みだと話す。「Ozzie 氏が入社する前と比べ、最近 Microsoft はオンラインサービス業界への関与を、はるかに強めている。このことから、同氏が賞賛に相応しいのは明らかだ。Microsoft は、同分野にもっと注力すべきだった」 |
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