Ozzie 氏をよく知る人物の1人に、Mitchell Kapor 氏がいる。同氏は Lotus の創設者で、現在は Open Source Applications Foundation (OSAF) の運営に携わっている。Kapor 氏の口からは、Ozzie 氏について賞賛の言葉しか出てこない。同氏は取材に応えて、「Microsoft で技術面の改革を指揮できる人物がいるとすれば、それは Ozzie 氏だ」と語った。
Microsoft は今、改革を必要としている。Kapor 氏によると、さまざまな大手企業や新興企業と話をしても、Microsoft の動向に関する話題が出てこないという。話題に上るのは、Google (NASDAQ:GOOG) の動向で、これは Microsoft にとってまずい傾向だと Kapor 氏は述べた。
Ozzie 氏が技術面で Gates 氏に匹敵する人物でも、Gates 氏ほどのカリスマ性はない。Microsoft の動向を追っている独立系調査会社 Directions on Microsoft の技術アナリスト Greg DeMichillie 氏は、次のように語る。「Gates 氏の肩書きで最も重要だったものは、最高ソフトウェアアーキテクトではなく、同氏が『Bill Gates』という人物だという点に他ならない。そしてこれは誰にも移譲できない」
しかし、IT コンサルティング会社 Summit Strategies 副社長の Dwight Davis 氏は、Ozzie 氏が Microsoft で強固な地位を築くことについて、すでに自ら証明済みだと話す。「Ozzie 氏が入社する前と比べ、最近 Microsoft はオンラインサービス業界への関与を、はるかに強めている。このことから、同氏が賞賛に相応しいのは明らかだ。Microsoft は、同分野にもっと注力すべきだった」