Webビジネス 2006年5月23日 14:10

米復員軍人省の職員宅に泥棒、退役軍人2650万人分のデータ流出

著者: Roy Mark  オリジナル版を読む
2006年5月23日 14:10 付の記事
■海外internet.com発の記事

米復員軍人省 (VA) の職員宅に泥棒が入り、退役軍人の個人情報が盗まれた。最大2650万人分の ID が不正利用の被害に遭う可能性が出ている。

盗まれた電子データには、退役軍人の氏名、社会保障番号、生年月日のほか、一部障害の等級に関する情報などが入っていたが、VA によれば、医療記録や金融関連情報は一切含んでいないという。

VA は、問題の職員にデータを自宅に持ち帰る権限はなかったと述べ、現在同職員を公務休暇扱いとしている。

VA の監察官室、および米連邦捜査局 (FBI) をはじめとする複数の法執行機関が、今回の窃盗事件について調査を開始した。

VA は22日に発表した声明の中で、次のように述べている。「窃盗犯が、自分たちが手にしている情報やその利用法に気付いていない可能性もある。しかし、慎重を期する意味で、当省は退役軍人たちを保護し状況を知らせるため、尽くせる限りの手を尽くす」

VA は、ブッシュ米大統領が今月に設置を発表したばかりの ID 盗難対策タスクフォース『Identity Theft Task Force』にも事件を通知した。

VA によると、同タスクフォースはすでに信用調査各社と協力し、退役軍人たちが自身の信用記録報告書を無料で取り寄せ、自身の名義で不正に口座などが開設されていないかチェックできるよう調整中だという。

同タスクフォースでは22日、連邦政府の対応を統一し、今後の方策を検討するための会合を開いた模様だ。

一方で VA は影響を受ける退役軍人に対し、「可能な限りの範囲で」通知書を送付する意向を明らかにしており、また退役軍人からの相談を受け付ける、有人対応のコールセンターも開設した。



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