EMC、常時データ保護分野に参入ストレージ大手 EMC は、新興企業2社との提携を通じてデータ保護製品のラインナップを強化し、常時データ保護 (CDP) 分野に参入する。
同社は、データバックアップ関連ソフトウェア会社 WysDM Software、およびデータ復旧管理ソフトウェア会社 Mendocino Software と再販契約を締結した。これは、侵入やファイル損傷や停電などから顧客のデータを護る製品強化計画の一環だ。WysDM のバックアップソフトウェアと Mendocino の常時データ保護ソフトウェアを、EMC ブランドで再販する。 Mendocino のソフトウェアを再販することは、IBM (NYSE:IBM)、さらにはソフトウェア最大手の Microsoft (NASDAQ:MSFT) と競うことを意味する。IBM と Microsoft も、先ごろ常時データ保護分野に参入したばかりだ。 WysDM の広報担当者によると、EMC が再販するのは、競合他社製品よりもデータの状態を把握しやすい特徴を持つ『WysDM for Backups』だという。EMC は、これを EMC Legato のバックアップソフトウェア群に入れ、『EMC Backup Advisor』の名前で再販売する。 EMC Backup Advisor 発売については、まだ正式な発表がない。しかし、EMC の広報担当者によると、同社は正式発表よりも前に製品を発売することも時々あるという。 同社広報担当者は、正式発表が間もなく行なわれると述べるとともに、次のように語った。「EMC Backup Advisor は、WysDM から OEM 供給を受けているものだ。わが社の広範な情報管理および情報保護製品の一部として、すでに提供し始めている」 WysDM for Backups は、「サービスレベル保証契約」「規制当局が求める要件」「チャージバック規約」などといったビジネスルールと、報告データを組み合わせることができる。同ソフトウェアの狙いは、保存データの管理を行ないやすくするとともに、データの露出トラブルを少なくすることだ。同ソフトウェアには、レポート機能や予測的分析機能も付いている。チャージバックとは、問題のあった取引について国際クレジットカード会社が調査し、問題があった場合、カード代金の返還を加盟業者に求める、国際クレジットカードの制度を指す。 なお、EMC は Mendocino の常時データ保護ソフトウェアも再販するが、EMC の広報担当は Mendocino との契約についてコメントを避けた。Mendocino のマーケティング担当副社長 Eric Burgener 氏は、EMC が正式発表するまで同契約についてコメントできないと述べた。 関連記事 最新トップニュース
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