Microsoft、世界規模の企業向け市場展開に向け企業買収へMicrosoft Corp. (NYSE:MSFT) はデンマークのソフトウェア企業 Navision を12億ドルで買収する交渉を進めている模様。
『Financial Times』紙が報じたところでは、Navision は「可能性のある戦略的取り引き」として話し合いが進行中だと認めた。同社の簡単な発表によると、必要な状況になるまでは、これ以上の詳しい発表を行わないとしている。 主としてヨーロッパ市場に強みを持つ Navision の買収が実現すれば、Microsoft にとってはとりわけ同地域の企業向け市場展開の強化につながる。Microsoft は2000年12月に、米国市場で強みを持つ Great Plains Software を株式交換により11億ドルで買収している。いずれの企業も中小企業向けのソフトウェア製品を扱っている。 IDC の予測によると、ヨーロッパの ERP (経営資源の管理・運用) 市場規模は、中小企業が牽引役となり、2001年の150億ドル規模から2005年には240億ドル規模へ成長するという。 報道にによれば、Microsoft と Navision の交渉は最終段階に入っており、早ければ来週にも正式発表にこぎつける見通しだ。Navision の取締役会は引き続き、売却による「メリットの調査」を行うとしている。 買収が株式交換によるのか現金で行うのか明らかでないが、Microsoft の現用金水準は390億ドルを超えており、現金による買収も十分可能だ。 現在の Navision は、Navision Software と当時競合相手だった同じくデンマークのソフトウェア会社 Damgaard との合併を経て、2000年12月に発足した。従業員数は約1200人で、ヨーロッパを中心に30カ国に展開し、13万を超えるクライアント数を誇る。 同社と Microsoft はこれまでにも、『.Net』プラットフォームを用いる企業向けソリューションで提携関係にあった。Navision は同提携に基づき、企業向けアプリケーションの『Axapta』、財務管理ツールの『Financials』、財務管理ツールの強化版である『Attain』、そして Eコマースソフトウェアの『XAL』という4つの主力製品を展開している。 関連記事 最新トップニュース
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