GoogleからMicrosoftに復帰したあるエンジニアのブログ (2008年07月22日)
筆者の友人の1人が7月17日にこちらを電子メールで送信してきた。これは、Sergey Solyanic 氏という Microsoft の元社員が投稿した長いブログ記事だ。同氏はわずか1年前に Microsoft を退社して気まぐれで Google に入社したものの、 6月にレッドモンドのキャンパスに戻ってきた。
そこには、Microsoft と Google の社風に関する魅力的な意見がいくつかあるので以下に紹介する。
Google にも、素晴らしくなく改善が必要なことは多い。くだらない権力闘争や優秀でない社員、非能率的であったり非効率的なこと、明らかにくだらないこともたくさんある。そうそう。ある知り合いのソフトウェアエンジニアなど、Google で検索しても当分ヒットしないブログを持っているのだ。
Google のソフトウェア事業は、楽しませて人を集めるための「見掛け倒し」のものと、それらのサポートに必要なインフラの2つに分けられる。
ウェブ資産のなかには便利なものもある(検索など、なかには極めて有益なものもある)が、その大半は、人々がネットで時間をつぶすのを支援するのが主な役目だ(Blogger、Youtube、orkut など)。 etc).悲しいことだが、同氏が書いていることには一理ある。
クールだが必ずしも便利ではなく、絶対不可欠でもないソフトウェアへ向かう方向性は、ソフトウェアエンジニアリングの手法に大きく影響する。また、Google の社風は「クールであること」を途方もなく重視する一方で、QoS はさほどでもない。少なくともわたしが働いた部署ではそうだった。だが、それは構わないだろう。Google がエンタープライズ分野で Microsoft に挑戦状をたたきつけているという記事はここ1年間各所で見かける...
「Google Docs」が「Microsoft Office」に対抗しうるライバルだという話を聞くと、わたしはいつも大笑いする。もしそうだとしても、それはたまにしか使用せず、いずれにしても Office を購入しないユーザーにしか当てはまらない。組織としての Google は、社風的に自社のユーザーアプリケーションでエンタープライズクラスの信頼性を実現する準備ができていない。Sergey はまた、かなり忙しそうに(そして当然クールに)見えた Google の幹部らが正確には何をしていたのかが結局分からなかった、とも書いている。
もちろん、Sergey は Google を中傷してばかりではなく、Google の同僚同士で勤務を評定するシステムや、食べ放題の食事には感心している。では、なぜ Microsoft に戻ったのだろう。それは、1)キャリアの目的が明確で、2)人々が喜んで対価を払うだけの価値のあるコードを書いている実感が欲しかったからだ。
わたしは技術だけのためにコードを書くことはできない。わたしにとって、コードはほかの人にとって便利である必要があり、自分の作品に対して人々が出し惜しみしない金額がその有用性を測る唯一の手段なのだ。オープンソースの狂信者には申し訳ないが、そちらの世界はわたしには合わない。当然ながら、1-800-MAGIC ブログに集まったコメントで最大の標的になったのがこの最後の批判的コメントだった。Sergey がオープンソースの「狂信者」と呼ぶ人々は興奮しやすい集団なのである。
