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荒れ模様だった『iPhone 3G』世界同時発売去る11日は『iPhone 3G』の世界同時発売日だったが、ことはスムーズに進まなかった。既存の iPhone ユーザーは、新バージョンの『iTunes』や新ファームフェア『iPhone 2.0』のダウンロードに四苦八苦した。一方、iPhone 3G で初めて iPhone を手にするユーザーのなかには、起動時認証の問題や在庫不足に悩まされる人もいた。
Apple の CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏は、7月11日に iPhone 3G を世界22か国で同時発売すると約束していた。『Engadget』『Gizmodo』『MacRumors』などのサイトのレポートによれば、正午までに売り切れる店舗が続出し、新しいソフトウェアとファームウェアをダウンロードしようとしたユーザーは、何度もタイムアウトエラーを経験したという。 シアトル地域のプログラマ Ken Levy 氏は、11日早朝の自らの体験を Eメールで寄せてくれた。 「35分ほど前、iPhone 2.0 (ファームウェア) がついに入手可能になった。半分ほど処理が進んだところで、プロセスが取り消しになり、ファームウェアが復元された。その後、『工場出荷状態への初期化 (factory default)』設定が完了したとのメッセージが出て、私の iPhone は無効化されてしまった。保存していたデータや設定が消えたかどうかは分からないが、その可能性はあるかもしれない。今しがた iTunes をロードしようとしたら、サーバーに接続できないと表示された」 その後 Levy 氏は、良い結果に終わったことを伝えてきた。サーバーに接続でき、ダウンロードは続行され、2.0 ファームウェアをインストールできたという。保存していたデータも一切消えていなかった。「データを失うような恐れはないと思う。単に忍耐力が必要なだけだ。新しい携帯電話が発売されたときには起きがちな話だ」と Levy 氏は述べている。 なお Enderle Group のアナリスト Rob Enderle 氏によれば、2007年の第1世代 iPhone 発売時に、ユーザーが殺到してネットワークがダウンするという問題が起きたにもかかわらず、今回これほど大規模な一斉発売を行なおうとしたことは、Apple の失策だという。同氏は取材に対し、「同じ過ちを2度も繰り返すベンダーは愚かだ。発売日をずらすべきだった。全世界で一斉に発売したところで、せいぜい自慢の種になるくらいしかメリットはない」と述べている。 関連記事 最新トップニュース
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