|
活用範囲が広がるモバイル機器の GPS 機能モバイル機器によるリソース管理ソリューションを手がける Xora は23日、Research In Motion (RIM) の『BlackBerry』、Motorola の『Moto Q』、HTC の『AT&T Tilt』、Samsung Electronics の『BlackJack』など、AT&T のネットワークを利用する数多くのスマートフォンを対象に、GPS (全地球測位システム) 技術を利用した労働力管理ツール『Xora GPS TimeTrack』の提供を開始した。
企業は同ツールを使うことで、タイムシートのデータ収集、従業員名簿の一括管理、作業指示書管理、さらには従業員の配置データ把握まで可能になる。だが、これは Xora GPS TimeTrack が持つ機能のほんの一部に過ぎない。 このようなソフトウェアの登場は、GPS の用途が広がり、これまでのような位置検索や位置情報に基づいたサービス以外の目的でも利用されるようになってきたことを示すものだ。 AR Communications の上級副社長 Carmi Levy 氏は取材に対し「GPS はもう、単に道案内をしてくれるだけのものではない」と語った。 同氏は「企業は GPS をさまざまな用途で最大限に利用し、業務管理能力を向上させている」と指摘した。そればかりか、宅配便業者やサービス企業は、GPS 対応機器を利用して、配送ルートを追跡するだけでなく、ルートを変更して効率アップを図るまでになっている。 Levy 氏は、「エネルギーコストが高騰している現在、ほんのわずかでも効率のいいルートを選択すれば、コストと時間の大きな節約となって返ってくる」と述べた。 Xora は、建設、貿易、フィールド サービス、運輸、政府機関をはじめとする50以上の業種について、専用の GPS アプリケーション テンプレートを所有している。 同社によると、この製品は携帯型のタイムレコーダのようなもので、従業員は、簡単なインターフェースを使って、勤務の開始と終了、休憩時間、特定の作業を行なった時間を記録することができるという。 『JobPix』のような高度な機能を利用すれば、業務記録に写真を添付したり、特定の業務記録に音声メモを添付したりすることが可能だ。また、GPS の位置検索を利用した『Smart Job Zone』機能により、設定した現場への従業員の出入りを監視することで、作業の開始と終了の時間を記録することが可能になる。 こういった新しい機能の登場によって、GPS 対応機器の普及も進んだ。家電製品調査会社の NPD Group によると、2006年には携帯電話の中で GPS 機能を持つものは31%だったが、2007年には8ポイント増加して39%となったという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
|
|